奈良県の最南端「十津川村」
レトロな意匠が残る古民家
十津川村大字上野地
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| 金額 | 980万円 |
|---|---|
| 物件種別 | 蔵付平屋建ての古民家 |
| アクセス | 村内のバスの利用が可能です。詳しくは十津川村のホームページをご覧ください。 |
| 建延面積 | 合計287.65㎡(87.01坪) 母屋:135.60㎡ 離れ:132.22㎡ 蔵:13.22㎡ 物置:6.61㎡ |
| 敷地面積 | 登記面積882.63㎡(266.99坪) 宅地:684.29㎡ 畑:198㎡ |
玄関先の階段を降りていると、川沿いを飛ぶとんびに遭遇。
栄光ホームのある桜井市から、車でおおよそ1時間半。大阪市内からならおおよそ2時間。奈良県の最南端、紀伊半島の山深くにある十津川村。 幾重にも重なる山並みと、その谷間を縫うように流れる十津川。そして山から吹き抜ける風。圧倒されるほどの大自然が広がる一方で人々の暮らしが息づく集落には、懐かしい風情が残されています。 今回ご紹介するのは、奈良県民なら一度は訪れたことがあるかもしれない「谷瀬の吊り橋」から歩いて5分ほどの場所に佇む古民家。吊り橋を渡るあの少しスリリングな空中散歩。そのすぐ近くにこんな家が残っていました。
以前ここで暮らしていたのは、1階の土間スペースで日用品店を営んでいたおばあさん。最近までお住まいでしたが、ご高齢になったこともあり、この家を離れられました。かつては建設事務所兼住宅として使われていた時代もあります。年月を重ね建物には相応の老朽化が見られます。それでも随所に立派な意匠が残っています。
門の向こうには日本庭園が広がります。今は草木がずいぶん伸びているけれど、それでもなかなか絵になる庭構え。庭石や植栽の配置を見れば、かつて丁寧に手をかけてつくられた庭だったことが伝わってきます。

玄関に入れば、まず目に留まるのが美しい格子天井。室内を見渡せば、今ではあまり見かけることのない意匠があちらこちらに残っています。実はこの家、町の中でも立派な家で有名だったそうです。建てられた当時はかなり手をかけた一軒だったようです。
玄関を入ってすぐ、簡易的な客間として使われていたお部屋には、吊り床を思わせる数寄屋風の意匠。磨き丸太を床まで通さず、宙でぷつりと切って木口を見せる、ちょっと粋な造作です。




縁側に面して並ぶ10帖と8帖の和室。そこからさらに、6帖の和室二間へと続き、奥へと視線が抜けていく伸びやかな空間になっています。
そして縁側に腰を下ろせば、目の前にはそれぞれ趣の異なる日本庭園。座敷にいるときとは、また少し違う時間が流れます。庭から入る光を眺めながら、何をするでもなく、ただここで過ごす。そんな時間も、楽しみになりそう。
10帖の座敷には床の間や床脇が設けられ、縁側側には繊細な書院の建具。部屋境には松などを彫り込んだ透かし彫りの欄間が連なり、山並みを描いた襖も、この家らしい風景をつくっています。


奥へ進むと、約11帖の土間キッチン。昔ながらのおくどさんも残っています。頭上には太い梁があらわしに。整った座敷とはまた違う、昔の家の骨格がそのまま見えるような古民家空間です。



当時から備え付けられていたと思われる食器棚があります。
壁際には、木で組まれた立派な造り付けの棚。器や道具を収め、ここで日々の食事をつくっていた頃の台所の姿が残っていますおくどさんも、梁も、棚も、できればそのまま活かしたくなる。そんな土間の台所です。
お風呂は何度かリフォームされ、現在の姿になったようです。目を引くのは、ターコイズブルーの天井。和の家の中で突然こんな色が現れるのが面白くて、でも全然浮いてないんです。何よりおしゃれだなと思いました。当時の大工さんのセンスなのでしょうか。可愛い空間になっています。浴槽は、今では懐かしいステンレス製。直近まで使用されていたとのことなので、お風呂はユニットバスを入れられる方が多いですが、昔ながらを残すなら今の仕様も素敵だと思います。


母屋の前には、板間と和室で構成された離れがあります。この離れがなんとも素敵です。土間玄関にはカウンターが設けられ、かつて建設業を営まれていた頃には、事務所として使われていたそうで、磨りガラスには当時のカンパニーマークがペイントされています。そのデザインがまた粋。こういった昔のロゴデザイン今見直されていますよね。お家全体に感じるのはその頃生活されていた方たちの凛とした華やかさ。



板間から奥の和室へ進むと、今度は襖いっぱいに描かれた大きな絵が目に入ります。描かれているのは、鷹でしょうか。端正な日本画というより、羽や爪、鋭い眼差しまで妙に生々しく、かなりの迫力。撮影時しばらく眺めてしまいました。
襖に描かれた鷹の画。
お部屋から山並みの見える気持ちの良い景観
もう一つの和室には、桜の絵が描かれています。桜井市初瀬の家を取材したときにも感じたことですが、昔から人の行き来があった観光エリアの土地の家には、仕事や暮らしの場でありながら、どこかに「楽しむための意匠」が残っていることが多いです。この離れにも、そんな気配を感じました。母屋とはまた違った面白さと開放感のある離れ。仕事場としてはもちろん、趣味の部屋やアトリエ、人が集まる場所など、いろいろな使い方を考えてみたくなる空間です。
裏庭には立派な蔵が残っています。室内の状態もかなり良く、物置や収納スペースとして十分に活用できそうです。そして蔵の前に広がるのが、もうひとつの日本庭園。表庭と同じく石や植栽を配したしっかりとした造りで、家の裏側まできちんと庭がつくられています。表にも裏にも庭があり、窓の向こうにはいつも緑がある。山深い十津川の景色だけでなく、家の中でも緑に囲まれた暮らしを楽しめます。




この家には二度、現地取材に訪れました。一度目にはまだつぼみだった百合が、二度目にはきれいな花を咲かせていました。今は草木ものびのびと育っていますが、剪定すれば、また凛とした庭の表情が見えてきそうです。緑に包まれた今の現状の佇まいも個人的にはけっこう好きだったりします。


家の裏手には畑が付属します。さらに隣地には、貸し畑も。畑仕事を楽しみたい人には嬉しいポイントだと思います。大きめの物入れもあるので、鍬やスコップ、ガーデニング用品などの収納場所にも困らなさそうです。


こちらは、貸し畑です。
壁や襖に残る模様、幾何学的に組まれた木の格子、乳白色のガラスを使った照明。建物の中を見渡してみると、そこかしこに今ではあまり見かけなくなった意匠が残されています。襖には花や山並みを思わせる絵柄。磨りガラスには、かつてここで営まれていた会社のマークまで残っています。和風かと思えば、少しモダンな柄が現れ、その隣にはまた違った意匠がある。建てられた当時の好みや遊び心がそのまま残っているお家です。写真だけではなかなか伝わらないところでもあります。訪れた際にぜひ眺めてみてください。
1階の日用品を販売していたスペースは、現在駐車スペースとして利用できます。開口部は2か所あり、向かって左側が高さ約180cm・幅約268cm、右側が高さ約183cm・幅約264cm。撮影時には軽トラックを実際に入れて確認しました。おおよそ2台分のスペースがありますが、車種によっては高さ・幅に制限がありますので、写真とお車のサイズをご確認ください。



車は必須のエリアです。また、ご案内についても、現地までお車でお越しいただける方のみとなりますので、あらかじめご了承ください。十津川までやって来ることを考えると、やはり遠いです。しかし、いったん現地に着いてしまえば、大きな買い物施設や温泉までは車でおよそ30分強。普段から車で暮らしている人なら、案外これくらいの移動は日常の範囲かもしれません。定住するなら、買い物や温泉へ出かけるのも日々のドライブのひとつに。別荘として使うなら、こちらへ向かう途中で食材や必要なものを買ってくるのも手です。とはいえ、何もかもが30分先というわけではありません。上野地郵便局までは約160m、徒歩約2分。約850m、車で約1分のところには、日用品も扱うコンビニのあるガソリンスタンドがあります。給油もかなり近い場所でできます。さらに約1.3km、徒歩15分ほどのところには、生鮮品も扱う小さな商店も。大きな買い物は車で出かける必要がありますが、郵便局や日用品、ちょっとした食材の買い物なら、意外と近くで済ませられます。近隣にはカフェや食事処もあり、温泉へ向かう道すがらにもお店があります。道の駅では足湯を楽しんだり、おいしいお蕎麦を食べたり。近隣環境を調べてみると、思っていたよりずっと生活のしやすい場所に感じました。車を走らせながら「あ、こんなところに店がある」と見つけていくのも、この場所で過ごす楽しみのひとつになりそうです。お子様がいるご家庭なら、学校のことも気になるところ。通学にはスクールバスがあり、実際に同じ地区からバスで通学している子どもたちもいるそうです。バス停は郵便局の隣にありますので、徒歩約2分。自然の中で暮らしたい。でも、家族でとなると学校のことも気になると思いますが、この点はひとつ安心材料になりそうです。
| 学校区について | |||
|---|---|---|---|
| 小学校は十津川第一小学校・中学校の学区は十津川中学校になります。 ともにスクールバスでの通学が可能です。 最寄りバス停は奈良交通バス「上野地」バス停、現地から徒歩約2分(160m)です。 | |||
| バス利用について | |||
|---|---|---|---|
| 十津川村の村営バス利用については下記十津川村のホームページをご覧ください。 村営バス・スクールバスについて | |||
本編ではお伝えしきれなかった写真は、ギャラリーにてご確認いただけます。十津川の山あいに建つ、日本庭園と離れのある古民家。今ではあまり見かけなくなった意匠がふんだんに残る、見どころの多いお家です。おくどさんと太い梁の残る土間の台所。そして母屋の前には、かつて事務所として使われていた離れ。この家が過ごしてきた時間があちらこちらに残っています。別荘として週末を過ごす場所にするのもいいし、畑をしながら暮らすのも。離れを仕事場やアトリエにするのも面白そうです。あるいは、家族で思い切って十津川へ移り住むという選択も。郵便局や日用品、生鮮品を扱う店が徒歩圏にあり、山あいの立地から想像するより、暮らしに必要なものが身近にある環境です。そして、もうひとつ大きなポイントがあります。こちらの家は土砂災害区域から外れています。山あいの物件を検討するうえでは、これもひとつの検討材料になるかと思います。十津川までの道のりは、決して近くありませんが、その遠さも含めて楽しめる人にぜひ一度見てもらいたいお家です。物件まで距離があるため即日のご案内は承れません。必ず事前ご予約を頂けますようお願いいたします。フォームメールよりお問い合わせください。ご案内希望の場合は、複数日程の候補を頂けますとご案内スムーズです。ぜひお問い合わせください。
| 物件名 | 奈良県十津川村大字上野地 | ||
|---|---|---|---|
| 金額 | 980万円 | ||
| 物件種別 | 蔵付平屋建ての古民家 母屋:木造瓦葺き平屋建て 離れ:木造瓦葺き2階建て 蔵:木造瓦葺き平屋建て |
||
| アクセス | 村内のバスの利用が可能です。詳しくは十津川村のホームページをご覧ください。 | ||
| 建延面積 | 合計287.65㎡(87.01坪) 母屋:135.60㎡ 離れ:132.22㎡ 蔵:13.22㎡ 物置:6.61㎡ |
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| 敷地面積 | 登記面積882.63㎡(266.99坪) 宅地:684.29㎡ 畑:198㎡ |
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| 間取 | 母屋:5DK 離れ:4R | ||
| 築年月日 | 年月日不詳 | ||
| 駐車場 | 2台可※車種による | ||
| 地目 | 宅地・畑 | ||
| 地勢 | 高台 | ||
| 都市計画 | 無指定区域 |
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| 建ぺい率・容積率 | - | ||
| 設備 | 電気・水道・くみ取り・LPガス | ||
| 状況 | 空き家 | ||
| 取引形態 | 仲介 | ||
| 接道状況 | 東側 幅員約4m 東側 接道約21m |
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| その他・備考 | - | ||
| 更新予定日 |
更新日から1ヶ月後予定 ※情報に変更がある場合予定日を待たず随時更新します。 ※情報に特に変更がない場合は更新を行わない場合もあります。 |
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